【造形活動】
子どもたちは毎日遊びを通じて様々な体験をしています
楽しい体験をすると、もっとしたいという欲求が生じます
すると、子供たちはもっと楽しくなるためにはどうしたら良いか、工夫を始めます
工夫したことが思い通りに上手くいったら子どもはとても大きな満足感と達成感を感じ、
その感動を自分以外の人に伝えようと、何かしらの表現をします
その一つが造形活動です
子どもは自発的に、楽しかった思い出、美しいと感じた物や形、大好きな人の顔や姿、大好きな食べ物などを、一生懸命に色や形で表し、相手にその感動を伝えようとします
また、共同作業においては、人の言葉を理解しようとする力、思いやり、人に対する信頼やみんなとやり遂げた時の一体感や達成感など、社会性や協調性の基礎となる力が育っていきます
この感情はとても大切なものです
なぜならば、この活動(遊び)は強制されたのではなく自由で自主的であるので、子どもたちが活動(遊び)に没頭し、真剣に遊ぶのです
そしてこの時、子どもは芽生え始めた「生きる力」をフル活動しているのです
この力は遊びを通じて伸びていき、身についていくのです
(幼児教育における「生きる力」とは例えばこんな力です)
人に対する信頼感、自発性、意欲、豊かな感性、物事に対する興味・関心、思考力、
判断力、表現力、たくましく生きるための健康や体力
(参考文献:ピアジェ理論からみた幼児教育 滝沢武久著)